2007年 05月 17日
アルプスの少女・ハイジの秘密 |
…仕方ないので、ブログでも更新するか。コラコラ
いえね、近郊にある中世からその姿を残す街ってヤツに行く予定だったんですよ、今日。
でも天気悪いときに行っても、気分よくないので、延期したんす。ちぇ
そんなわけで、けっこうスネモード。そんな日はネタに走るに限ります(?)。
さて。先日、本屋にシュパーゲルの料理本を買いに行ったんですけど、そのときにパッと目に付くのが、「MANGA」コーナー。
近づくと、ワタクシでも知っている有名な日本のマンガ本がぎっしり。
日本のマンガは、いまやすっかり世界中に定着した模様です。
そういえば、私が違うクラスのトルコ人大学生♀と話したとき、
「私、日本のマンガ、好きなのよ」と二言めにおっしゃる。
「マンガ」は「ツナミ」などと同様、外来語として定着しているようで、
突然、MANGAという単語が外国の人から出てくると、ちょいと面食います。
はたまた、ダンナといえば、フランスに出張した飛行機の中、
フランス人女子高生の隣となり、さんざん日本のマンガの話をされたんだとか。
ダンナいわく、「ありゃ立派なオタクだ(笑)」と言っていたけれど、
海外にもオタクを生み出しつつある日本のマンガ、すごい勢いですね^^;
アメリカ滞在中も、ピカチュウをはじめ、ドラゴンボールやガンダムなど、日本のアニメはMANGAブームに先駆けて、アメリカ人の若年層に大人気。毎日のようにテレビで見かけたものです。が、MANGAブームは、このアニメ人気とは少々ニュアンスが異なり、
「マンガ本」に繰り広げられる日本的な人間模様に海外の方が反応しているように思います。
…ま、こんど「オタク・海外版」の方を見かけたら、詳細をインタビューしておきますが。
しかし、ワタクシが初めて海外で日本のアニメを見かけたのは、
15年ほど前、大学生のときにペルーへ旅したときのホテルにて。
何気なく、備え付けのテレビをONにすると、そこに映ったのは、
なんと我ら(30代♀)がアイドル、
キャンディ・キャンディ! な、なつかすぃ~
しかもキャンディ、スペイン語しゃべってます(笑)。…日本語よりリアルです。
だって、金髪だもんね、キャンディ。つーか名前自体キャンディだもんね(笑)。
…地球の裏側まで日本のアニメは10年以上前に進出してます。すごいです、ハイ。
もちろん、このドイツでも遥か昔から日本のアニメが知られています。
その名は、あの名作
「アルプスの少女・ハイジ」 カルピス劇場~ やっほ~
ただし、この「ハイジ」、あまりにも精巧な作りのため、多くののドイツ人が「自国作」だと思っているらしい。ま、よくある話ですよね。だって、ワタクシ自身、あれは海外で作られたモノだと思ってたんですから(笑)
ちょいと調べてみたら、なんでも、若き日の宮崎駿がわざわざ3ヶ月間ほどドイツ・スイスを取材したんだとか。だからあれほど詳細にいたりリアルな出来になってるんですね。
…カルピス劇場のアニメって海外を舞台にした話が多くて、日本作とは思えない作品が多いですよね^^;
そんなある日。
学校の先生の1人、「アーデルハイド(30代♀)」と会いました。さて。この「アーデルハイド」、隣にいた同僚から「ハイジ」と呼ばれるではありませんか。
ハイジ?!
海外の名前はよく愛称を使い、たとえば「パトリシア」なら「パティ」、「ウィリアム」なら「ビル」などなど、元の正式名を推測しにくい愛称もあります。
というわけで、恐る恐る、「先生、ハイジってもしかして愛称?」とたずねると、さすがに語学学校の先生、ワタクシの怪訝そうな顔から、なにを言いたいのかすぐわかった模様。
こっくりうなずくと、突然、「私には兄と姉がいてね。私が9歳のときに『アルプスの少女・ハイジ』がテレビで放送されたの。もうそれからってもの、からかわれっぱなしよ(笑)」と豪快に笑っていました。ま、当時の「ハイジ人気」をそこから想像できましたけど。
というわけで、アルプスの少女・ハイジの正式名は、アーデルハイドでした(笑)。でもって、街中でアーデルハイドさんを見かけたら、ハイジ♪と親しげに呼んであけましょう。もちろん、アルプスの少女・ハイジは日本のアニメだと訂正(?)するのをお忘れなく♪ ←大人げないとか言わない
↓今日は朝から「おし~えて~おじい~さん~♪」と歌いまくってるワタクシ。ふっふっふ。
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by nachapin110
| 2007-05-17 13:44
| ドイツの風景