2007年 04月 13日
グラン・カナリアへの旅 ~うみへGO!編~ |
いきなり
冷えたビールに真っ青の海岸。
カナリア諸島はウワサどおりの楽園でした。
今回は、すっとこどっこいな珍道中もなく、穏やかなる5日間(中3日)を過ごせました。←つまんないとか言わない
私たちは、カナリア諸島でも中心都市のあるグラン・カナリアに滞在。ここはハワイで言えばオアフ島といったところか、人口は30万人という堂々たる大所帯で、歴史的にも16世紀ころからヨーロッパ、アフリカ、アメリカを結ぶ中継地点として栄えてきたとのこと。
このグラン・カナリアの見所といえば、海は9キロに渡る砂漠(砂丘?)があり、山にはジャングルやサボテン畑、街には古くからのスペインの街並みが楽しめるとのこと。私たちは、これら特色深い海・山・街の見学に、それぞれ1日ずつを費やすことに。
さて。初日はさっそくマスパルマスにある砂漠ビーチへと向かう。のんびり散歩しながら歩いていると、目に付くのは南国らしいパームツリーとハイビスカス。まさに印象はハワイとダブる。ビーチへ近づくにつれ、ヨーロッパからの観光客たちがゾロゾロと集まり、方向をともにする。ここで、ハワイと決定的に異なる点を発見。それはニッポンジンが誰一人としていないこと。アジア人すら見かけることがない。・・・ここは完璧にヨーロピアン専門のようです^^;
ビーチへ着くまで30分以上は歩いただろうか、それまで冷えていた朝の空気が熱気を帯びてくる。到着日の夜はあまりの寒さに凍え(恐らく15度以下。半袖、ビーサンは無理)、「ホントに南国なんかいな?!」と不安に思ったほど。翌朝もかなり冷えていたものの、陽が高くなるにつれ、その日差しは強烈さをどんどん増し、肌を突き刺してくる。空気があまりに乾燥しているせいか、暑いというより熱い。慌てて日焼け止めを塗るが、手遅れだったようで、すでに肩と腕が真っ赤。油断大敵です。
ビーチ沿いを少し歩くと、目的の砂漠が目の前に!
わ~い!!! 夢にまで見たサハラ砂漠・・・じゃないけど、鳥取砂丘よりは本格的だぞ~(行ったことないけど)。
さっそく砂丘の頂上に駆け上がってみる。高台から見渡す海はまた絶品で、海から流れてくる心地よい風とやさしい香りに思わず目を瞑る。
こんなとき、私がなぜ海に10年間も深くかかわってきたのかを理解する。私はスキューバ・ダイビングを何よりも愛していた時期があった。それはすでに過去のものになってしまったけれど、大自然は奥深く、何度でも私のような小さなモノを受け入れてくれる。海の中へ潜らなくなった今でも、彼女への畏怖は大きくなるばかりだ。
と、ヒトが大自然とこんな親密な対話をしているところへ、ダンナが「あそこのデッキチェアーで寝転がってカクテル飲みたい」などと俗っぽいことを言い出す。
あんな窮屈な所(→)で干物よろしく一列に寝転がりたいっつーのか、アンタは?!
こっちの砂丘から自由に海風を感じていたほうがよっぽど気持ちいいではないか。しかし、「カナリアに来て海水浴しないなんてヘンだよぉ~」と譲らない。・・・しかたない。んじゃ、どうせなら賑やかなプラヤ・デル・イングレスのビーチへ行ってみますか、と移動を始める。ちぇ。
プラヤ・デル・イングレス近辺のビーチは、まさにカナリアのワイキキビーチ。海岸線に沿って延々とオープンテラス・レストランが続き、大勢の観光客でにぎわっている。そこではスペイン語、ドイツ語、英語、フランス語表記が入り混じり、中にはドイツ語の看板を掲げるレストランやドイツ語でサッカー試合をTV放映している店まである。・・・ドイツ勢力がひときわ優勢です。ま、ハワイにいる日本人観光客の割合と同じくらいではないかと^^;
ビーチへ降りて、早速デッキチェアーを陣取ると、噂には聞いていたものの、あちこちで胸をあらわにしたトップレスの女性たちの姿が。私たちの目の前にも、「ほ、ほんとに見せちゃっていいの?!」と確認したくなるような、若くてキレイな金髪女性が、そのたわわすぎるお胸を大胆に披露しちゃってます。 ※写真右:ヌーディストエリアと表記してある看板
私たちの行動、それはもちろん、見ないフリして凝視です(笑)
同じオンナとはいえ、あんな美しいモノを見る機会など、ほとんどないですからね。遠慮している場合ではありません。え? ワタクシは水着にすらならず、デッキに普段着のまんま寝そべってましたよ。ハイ。←やる気なさすぎ、とか言わない。
中には妙齢のおばちゃんもしっかりトップレスしていて、さすがヨーロピアンとヘンなところで感心。いや、ヨーロッパはオバチャンが大胆かつオシャレ。センスもいいし、イイモノを着ているのがわかる。後ろ姿なら20代と見間違うヒトもちらほらいて、ここだけは見習わんとな~などと思ってしまった。
~1日目・ビーチ編終了~
by nachapin110
| 2007-04-13 10:13
| 旅のリポート