2007年 04月 04日
世界のくしゃみ事情 |
イースターを目の前に、本日は寒さがぶり返しています。
せっかくジムにでも繰り出そうと思ったのに、寒いのでヤメた。←根性なし
というわけで、またネタでも披露しますかの。
事始めはある日の授業中(inドイツ語学校)。
某男子が「ぐしょん!」とくしゃみをすると、すぐさま
2~3人の他生徒から、「%#$&%」となにやら声がかけられた。
今なんて言ったの?と問うと、
「Gesundheit(ゲスントハイト)よ」と教えてくれる。
ゲズントハイトとは、日本語で「健康」という意味。
つまり、ドイツでは誰かがくしゃみをすると、
周囲の人が追いかけるように、「健康!」と声を掛ける(笑)。
ま、これじゃさすがにおかしいから、意訳すれば、「お大事に」ということなんだろう。
私はすぐさまアメリカでの習慣を思い出した。
渡米して間もないころ、大学構内の図書館で、私がくしゃみをした。
すると、近くで誰かが「%#$&%」と、何か言うではないか。
「ほえ?」と思い、周囲をキョロキョロするが、皆何ごともなかったように静まっている。
後にわかるのだが、アメリカではくしゃみをすると、それが知り合いでなくとも、
近くにいる誰かが「Bless you!」(神のご加護を)と声をかける。
言われた方は、普通に「Thank you(ありがとう)」と言って場が終わる。
くしゃみをして「神のご加護を!」とは大げさだが、
これは、「くしゃみをすると幸運が逃げる」という謂れに基づいていて、
要は、くしゃみによって幸運が逃げるのを他人がフォローする、
なんていうおもろい習慣があるのだ。
どうやらこれと似た習慣がドイツにもあるらしい。うほほ。おもしろい。
もしかして他の国にもあるんじゃないか、と思い当たったワタクシ。
休み時間、早速周囲にいる生徒にインタビューを始める。
メキシコ人の場合:
メ 「スペイン語でもくしゃみの後、 Salud(サル-)と言うわよ」
私 「サルーって、乾杯の意じゃないの?」
メ 「そうよ、それと一緒。でも意味的には健康よ」
ニュージーランド人の場合:
ニ 「うーん、、、何も言わない。ニュージーランドは歴史の浅い国だから、
なにか共通した文化、みたいなものってほとんどないんだ」
私 「へー。。。」
カナダ人の場合: ※注:彼は英語圏
カ 「Gesundheitって言うよ」
私 「えっ?! それってドイツ語じゃん???」
カ 「そう、なぜかドイツ語で言う(笑)。アメリカと同じBless youも多いけどね」
トルコ人の場合:
ト 「トルコでもくしゃみのあとは、チョックヤッシャっていうよ」
私 「な、なんて??? い、意味は?」
ト 「意味は長生きを!ってこと」
以上、なかなか興味深い話が聞けました。
くしゃみのあと声を掛ける国が多いんですね(驚)。
日本ではあまり赤の他人に声を掛けること自体ないですよねー。
とっても不思議、でもちょっとうらやましい習慣に突っ込んでみました。
・・・こんなことを1人1人に聞いて回るワタクシを、クラスメイトたちはナマ温かい目で見守ってくれています。
せっかくジムにでも繰り出そうと思ったのに、寒いのでヤメた。←根性なし
というわけで、またネタでも披露しますかの。
事始めはある日の授業中(inドイツ語学校)。
某男子が「ぐしょん!」とくしゃみをすると、すぐさま
2~3人の他生徒から、「%#$&%」となにやら声がかけられた。
今なんて言ったの?と問うと、
「Gesundheit(ゲスントハイト)よ」と教えてくれる。
ゲズントハイトとは、日本語で「健康」という意味。
つまり、ドイツでは誰かがくしゃみをすると、
周囲の人が追いかけるように、「健康!」と声を掛ける(笑)。
ま、これじゃさすがにおかしいから、意訳すれば、「お大事に」ということなんだろう。
私はすぐさまアメリカでの習慣を思い出した。
渡米して間もないころ、大学構内の図書館で、私がくしゃみをした。
すると、近くで誰かが「%#$&%」と、何か言うではないか。
「ほえ?」と思い、周囲をキョロキョロするが、皆何ごともなかったように静まっている。
後にわかるのだが、アメリカではくしゃみをすると、それが知り合いでなくとも、
近くにいる誰かが「Bless you!」(神のご加護を)と声をかける。
言われた方は、普通に「Thank you(ありがとう)」と言って場が終わる。
くしゃみをして「神のご加護を!」とは大げさだが、
これは、「くしゃみをすると幸運が逃げる」という謂れに基づいていて、
要は、くしゃみによって幸運が逃げるのを他人がフォローする、
なんていうおもろい習慣があるのだ。
どうやらこれと似た習慣がドイツにもあるらしい。うほほ。おもしろい。
もしかして他の国にもあるんじゃないか、と思い当たったワタクシ。
休み時間、早速周囲にいる生徒にインタビューを始める。
メキシコ人の場合:
メ 「スペイン語でもくしゃみの後、 Salud(サル-)と言うわよ」
私 「サルーって、乾杯の意じゃないの?」
メ 「そうよ、それと一緒。でも意味的には健康よ」
ニュージーランド人の場合:
ニ 「うーん、、、何も言わない。ニュージーランドは歴史の浅い国だから、
なにか共通した文化、みたいなものってほとんどないんだ」
私 「へー。。。」
カナダ人の場合: ※注:彼は英語圏
カ 「Gesundheitって言うよ」
私 「えっ?! それってドイツ語じゃん???」
カ 「そう、なぜかドイツ語で言う(笑)。アメリカと同じBless youも多いけどね」
トルコ人の場合:
ト 「トルコでもくしゃみのあとは、チョックヤッシャっていうよ」
私 「な、なんて??? い、意味は?」
ト 「意味は長生きを!ってこと」
以上、なかなか興味深い話が聞けました。
くしゃみのあと声を掛ける国が多いんですね(驚)。
日本ではあまり赤の他人に声を掛けること自体ないですよねー。
とっても不思議、でもちょっとうらやましい習慣に突っ込んでみました。
・・・こんなことを1人1人に聞いて回るワタクシを、クラスメイトたちは
by nachapin110
| 2007-04-04 13:56
| ドイツ語&語学学校