2007年 06月 19日
ドイツ大統領に接見 |
世界各国から家族連れで集まった研究者たち、総勢1000人あまりと行動を共にする毎日は、そりゃ~、えらい賑やかでしたよ(笑)。
中でもメインイベントは、大統領府に招かれて、ドイツ大統領に接見できたこと。
あの、G8で安倍さんと会談したメルケル首相(女性)じゃないですよ? そう、ドイツにも「大統領」っていたんですね。
ワタクシも、ちーとも知らなかったんですけど(笑)。
この「大統領」、ドイツにおけるThe highest
Representative(国家元首)である一方、政治的な権力はほとんど持っておらず、
いわば日本の天皇のような象徴的な存在だそう。
歴史的には、ドイツもかつてカイザー(皇帝)がおり、その名残のようなものらしい。
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さて。2日目の午前中、約1000名(笑)が数台のバスへ分乗し、大統領府へ向かう。民族色豊かな衣装をまとった人も多く(欧米のほか、アフリカ、中東、アジアなど)、遠目には一体どんな団体に映ったやら(笑)。
ゲート付近はさすがに警備が厳重で、中へ入るには事前に申請したパスポートとの照合と、金属探知機による検査が警察によって行われます。…今回はパスポート忘れませんでしたよ?(笑)
まるで、映画のようです。
ゲストを接待すべく、簡単なテントではあるものの、そこからたくさんのボーイたちがドリンクを持って回ってきます。彼らは一流ホテルの洗練されたボーイさんのように、動きがしなやか。訓練されてるんだなー、なんてヘンなところで感心。
…あのボーイたちはいざってとき、大統領を守るための銃持ってるよ、絶対(笑)とダンナと笑う。
気分は007のアホ夫婦。
しばらく周囲のゲストたちと会話をしたあと、ついに大統領のご登場。すると、今度こそ本物のシークレット・サービス・ドイツ版→に視線がクギ付けに。…かっこいいですから(笑)。
なにをおっしゃっているのかよくわかりません(コラ)。
が、前方に集結しているセレブな方々のエレガントな雰囲気を満喫したのでした。
スピーチが終わると、大統領は一般のゲストたちと歓談されていたけれど、周囲には人だかりで、ワタクシたちは近寄るすべもなし(ガッカリ)。
が、そんな我々の近くにいらしたのは、これまたお上品な大統領夫人。しかし、このまま次の次くらいでお話できる、というときになって、ダンナが徐々に後方へ後ずさるではないの。
「な、なにやってんの! せっかくお話できるチャンスなのに!」と突っつくと、
「ボク、いいよ。ドイツ語話せないし。代わりに行って」とワタクシを前に押しやる。
「や、やめてよ。主役はアナタでしょう!」と、無理にダンナを引っ張るワタクシ。
…夫人を前に、ギュウギュウ押し合うアホ夫婦・Part2。
結局、2人で逃亡してしまったけれど、写真はばっちり。
教養の豊かさが表情に出ますなぁ、本物のセレブって。
その後、スパークリング・ワイン(Sekte)が振舞われているのを発見し、ここぞとばかり味見させていただくワタクシ。
大統領府ですから、最高級のドイツSekteのはず。結果、やはりフランスのシャンパンに引けをとらないおいしさでした。もちろん、サーブしているボーイさん捕まえて、表裏とも写真撮らせていただきましたよ(笑)。
Raumland (Sekte)
Weißburgunder Prestige Brut 2002
さ、皆さまも、大切なお客様のおもてなしに、
もしくは日本へのドイツ土産によろしゅうございましてよ?
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うそです。(コラ)
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by nachapin110
| 2007-06-19 10:52
| ドイツの風景