2007年 05月 10日
ラテン・ジャズではなかったけれど |
音楽とワインに本気で乗り出す気満々の本日。
皆さま、いかがお過ごしですか。
昨日はダンナと夜遊びして、近所のライブハウスへ例のジャズを聴きに行きました。
が。私の勝手な思い込みでラテン・ジャズかとばかり思っていたら、超正統派のハード・ジャズ。
シンバルがチッチーチチーチッとかいうヤツ。←わかるかコラ
気分はサンバだっただけに拍子抜けだったんだけど、
さすが先週ニューヨークはブルー・ノートでライブを済ませてきたという彼ら、
演奏はなるほど一流で、大迫力のジャズを楽しませてくれましたとさ。
…でもね、私が本当に好きなのは、日本人のジャズ・ピアニスト、上原ひろみ。
彼女との出会いは数年前住んでいたボストンのCD屋さん。
当時ボストンにある音楽院の学生だった彼女は今ほどメジャーじゃなく、
「ジモティの日本人が出すジャズCD」という感じで、好奇心半分に買ったっけ。
けれど。聞いたら最後、彼女のうねりのような旋律に愕然とし、魂まで抜かれてしまった。
間もなくして、彼女のライブが地元・ボストン(当時)であるというから行ってみた。
彼女のジャズ・ピアノ演奏は、CDで聞いた以上に緻密かつ大胆で、思わず息を呑む。
そして、わけもわからず涙が頬をつたった。
ライブ・ハウスには高校生のころからよく行っていたけど、
あんな演奏は経験したことがない。きっとこれからも。
その1年後、日本に帰ってくると、彼女はすっかりスターダムに。
ちょっと寂しい。
ボストンでは銀行でフツーに彼女の姿も見かけたのにさ。
日本でのライブ・チケットは数ヶ月前でも完売で、とても手に入らなかった。
ボストンに残っていた友人Sからの
「ボストンで彼女のライブに行ってきたよ~♪」という報告を、恨み半分に聞いたっけ。
そして今日、久しぶりに彼女のHPにあるライブ情報を追った。
HPすらすっかり変わって、一流のジャズ・ピアニストらしくなっている。
すると、6月末にスイスでの有名なジャズ・フェスタに彼女が出演するのを発見。
…ドイツから追っかけてみるって、アリだよね? ニヤリ
隣の国だし。←近いのか?遠いのか?
ダンナをけしかけるため、今から作戦練ってみます。ぐふ。
↓脅しと媚び、どっちが有効?! …無論、両方でしょう!(ただし3:1くらい・笑)という方、
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by nachapin110
| 2007-05-10 15:49
| クラシック&ジャズ鑑賞