2007年 05月 08日
ドイツのサービス・クオリティ |
今週に入ってから雨の続くドイツです。
先週の陽気はどこへやら、肌寒く薄暗い午後。
せっかくスポーツクラブへ行こうと思っていたけれど、
雨が強くなってきたので、延期しまっす。←言い訳ともいう
さて、このスポーツクラブには、ドイツの冬でも運動不足にならないよう、
今年の1月の半ばごろにダンナと入会してみました。
残念ながら、大好きなプールの施設はないのだけれど、
1ヶ月あたり15ユーロ(2300円)程度と、日本と比べてかなり割安。
ジム内部は、日本のものとほぼ同じで、なんら違和感なく使用しています。
が。
1つだけ困った、というか、大丈夫なんかい、このクラブ、と思わせる出来事が。
なんと、2週間後には渡す、といわれていた会員証が1ヶ月待っても、2ヶ月待っても出来上がってこない。私たちは、毎回のようにジムのスタッフを捕まえては、
「今日は会員証できてる?」と聞くのだけれど、
明らかにバイトさんであるスタッフはあくまで愛想よく、
「私には詳しくはわからないの。でも入っていいわよ!」と元気よく通してくれる。
…そーゆー問題じゃないんだけど、ね^^;
で。かれこれ5ヶ月が過ぎた。
先日、すっかり期待することも忘れて、ジムへ向かったところ、いつものバイトちゃんがいつにない笑顔で迎えてくれる。…も、もしや。名前を告げると、
「ハイ、これがアナタたちの会員証よ」と、いつもはドイツ語なのに、今日はなぜか英語で伝えてくれる(笑)。
カードを手にして、うっかり大喜びするワタクシ。←単純
だって、カードがあれば、機械にスライドさせるだけで入室できるんだもん。
しかも5ヶ月も待っていたんだもん!!!!!
これが日本だったら怒り心頭、「上司出せコラ」などと、クレームつけてもおかしくない話。
が、ここは外国。日本と同じサービスを期待するとこっちが痛い目に遭います(笑)。
しかも、ワタクシめはズボラ大国・アメリカに3年半滞在しておりましたから、笑顔で対応してくれるだけ、百倍マシと思ってしまいます。
アメリカという国は不思議なところで、主張さえすれば、日本人なら「はぁ?!」とアゴがずり落ちそうな事柄がまかり通ってしまう場合があります。
たとえば、スーパーで。
「このバーベキューセット、1回使ったけど気に入らないから返品するわ」などと、
日本だったら店員につまみ出されそうなことも平気で通り、店員はお客に素直に返金したりします。 ←注:ワタクシではありません。
はたまた裁判所で。
スピード違反で切符を切られた人が、裁判所に出頭し、裁判官に「とにかく急いでたんです!」と理由にもならないような理由を主張すると、
「んじゃ、駐車違反に切り替えてあげる」と、罰金が120ドルから15ドルに変わったりします。←注:これもワタクシではありません!
反対に、ファーストフード店にて自己主張が甘く、
ポテトにするかサラダにするかハッキリ言わなかったりすると、
巨漢の店員さんに、
「あ゛?」
と、世にも苦りきった表情とともに、切り返されたりします。
日本で店員さんに「あ゛?」などと対応されたことのないワタクシ、こればかりは思い切り固まってしまいます。
長く居てわかったことだけれど、「あ゛?」と言う彼らは、決して客をバカにしているわけでも、不快に思っているのでもなく、本当に客の言っていることがわからないという、彼らなりの疑問の表現のようです。その証拠に、彼らの興味のある品物を頼んだりすると、「それおいしい? 私、まだ試したことないのよね!」などと、超フレンドリーな会話を楽しめたりします。
…てなわけで、ただでさえ巨漢のオネーチャンに、「あ゛?」と凄まれる(?)コワさを経験すれば、ドイツがいかにマトモな対応をする国か実感されることでしょう(笑)。コワイぞー
※注:上記はすべて実話ですが、あくまで一例ですよ~。
↓「あ゛?」を実際に見てみたい方、クリック、、、しても巨漢のオネーチャンは出てきません。
安心してクリックどうぞ♪
先週の陽気はどこへやら、肌寒く薄暗い午後。
せっかくスポーツクラブへ行こうと思っていたけれど、
雨が強くなってきたので、延期しまっす。←言い訳ともいう
さて、このスポーツクラブには、ドイツの冬でも運動不足にならないよう、
今年の1月の半ばごろにダンナと入会してみました。
残念ながら、大好きなプールの施設はないのだけれど、
1ヶ月あたり15ユーロ(2300円)程度と、日本と比べてかなり割安。
ジム内部は、日本のものとほぼ同じで、なんら違和感なく使用しています。
が。
1つだけ困った、というか、大丈夫なんかい、このクラブ、と思わせる出来事が。
なんと、2週間後には渡す、といわれていた会員証が1ヶ月待っても、2ヶ月待っても出来上がってこない。私たちは、毎回のようにジムのスタッフを捕まえては、
「今日は会員証できてる?」と聞くのだけれど、
明らかにバイトさんであるスタッフはあくまで愛想よく、
「私には詳しくはわからないの。でも入っていいわよ!」と元気よく通してくれる。
…そーゆー問題じゃないんだけど、ね^^;
で。かれこれ5ヶ月が過ぎた。
先日、すっかり期待することも忘れて、ジムへ向かったところ、いつものバイトちゃんがいつにない笑顔で迎えてくれる。…も、もしや。名前を告げると、
「ハイ、これがアナタたちの会員証よ」と、いつもはドイツ語なのに、今日はなぜか英語で伝えてくれる(笑)。
カードを手にして、うっかり大喜びするワタクシ。←単純
だって、カードがあれば、機械にスライドさせるだけで入室できるんだもん。
しかも5ヶ月も待っていたんだもん!!!!!
これが日本だったら怒り心頭、「上司出せコラ」などと、クレームつけてもおかしくない話。
が、ここは外国。日本と同じサービスを期待するとこっちが痛い目に遭います(笑)。
しかも、ワタクシめはズボラ大国・アメリカに3年半滞在しておりましたから、笑顔で対応してくれるだけ、百倍マシと思ってしまいます。
アメリカという国は不思議なところで、主張さえすれば、日本人なら「はぁ?!」とアゴがずり落ちそうな事柄がまかり通ってしまう場合があります。
たとえば、スーパーで。
「このバーベキューセット、1回使ったけど気に入らないから返品するわ」などと、
日本だったら店員につまみ出されそうなことも平気で通り、店員はお客に素直に返金したりします。 ←注:ワタクシではありません。
はたまた裁判所で。
スピード違反で切符を切られた人が、裁判所に出頭し、裁判官に「とにかく急いでたんです!」と
「んじゃ、駐車違反に切り替えてあげる」と、罰金が120ドルから15ドルに変わったりします。←注:これもワタクシではありません!
反対に、ファーストフード店にて自己主張が甘く、
ポテトにするかサラダにするかハッキリ言わなかったりすると、
巨漢の店員さんに、
「あ゛?」
と、世にも苦りきった表情とともに、切り返されたりします。
日本で店員さんに「あ゛?」などと対応されたことのないワタクシ、こればかりは思い切り固まってしまいます。
長く居てわかったことだけれど、「あ゛?」と言う彼らは、決して客をバカにしているわけでも、不快に思っているのでもなく、本当に客の言っていることがわからないという、彼らなりの疑問の表現のようです。その証拠に、彼らの興味のある品物を頼んだりすると、「それおいしい? 私、まだ試したことないのよね!」などと、超フレンドリーな会話を楽しめたりします。
…てなわけで、ただでさえ巨漢のオネーチャンに、「あ゛?」と凄まれる(?)コワさを経験すれば、ドイツがいかにマトモな対応をする国か実感されることでしょう(笑)。コワイぞー
※注:上記はすべて実話ですが、あくまで一例ですよ~。
↓「あ゛?」を実際に見てみたい方、クリック、、、しても巨漢のオネーチャンは出てきません。
安心してクリックどうぞ♪
by nachapin110
| 2007-05-08 16:00
| ドイツの風景