2011年 04月 16日
日本政府の大罪 |
昨日15日、首相官邸は「チェルノブイリ事故と福島原発事故の比較」を以下のように公表した。
1. 原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。
その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。
2. 事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。
3. 周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の
500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は
認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した
子供の中で6000人が手術を受け、現在までに 15名が亡くなっている。福島の牛乳に
関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを
超える牛乳は流通していないので、問題ない。
*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、
放射線の影響は起こらない。
一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)の
リスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に
検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。
日本政府は大まじめに、チェルノブイリの周辺では被ばく住民は健康被害はない。
だから、放射線量の少ない福島はもっと影響なし、と結論づけたらしい。
もうね、何を言ってるのかと。
こんな政府ならいらないでしょ、マジで。
残念ながら、福島は現在進行形で被害が拡大している状況で、
放射線の感受性の高い子供から、1秒でも早く安全な地域に避難させる必要があるというのに。
被ばくには急性と晩発性の2種類があると、素人だって知っている。
原子力を学ぶ者にとっては、いろはのいだ、と京都大学の今中氏は言っている。
ところが、偉い学者や政府はこの「晩発性」を存在しないことにしたようだ。
私たち国民がこれから長く闘わなければならないのは、この晩発性のほうなのに。
私はこの国に40年近く存在してきたが、
いつどこで何を間違えてきたのだろう。
どうしてこんな国になってしまったのだろう。
震災が起こってしまったこと。
そこに原発があったこと。
さまざまな不手際があり、放射能が拡散してしまったこと。
ここまではあるいは仕方のないことだったのかもしれない。
でも。
これから拡大しようとしている被害に対し、たとえ困難でも人命がかかっている以上、
必死で食い止めようとするのが政府の最低限の義務ではないか。
彼らには、子供たちには、何の罪もないのだから。
このままでは何十年にも渡り、どれほどの涙が流されてしまうことだろう。
人殺し政府、絶対に、絶対に許すまじ。
デモ日程別一覧 (H23.4.15)
(詳細はデモ名をクリックのこと)
■4/16(土)
【東京】「脱原発社会を作ろう!」緊急デモ
【東京】 野菜にも一言いわせて!さよなら原発デモ!!
【大阪】原発いらん!関西行動(雨天決行)
【三重】今こそ、原発を! STOP!中電浜岡原発
【福岡】 「ママは原発いりません」福岡パレード
■4/17(日)
【東京】LOVE JAPAN~ 命と生活を守るためのデモ ~
【新潟】 「新潟 卒原発デモ」
■4/23(土)
【福岡】 「ママは原発いりません」福岡パレード
■4/24(日)
【東京】「放射能汚染地に住んで25年目‐くり返すな!原発震災、つくろう!脱原発社会!」
【東京】 エネルギーシフトパレード~ばいばい原発~
【静岡】 「浜岡原発を止めてください!県民パレード」
【広島】 「原発なしで暮らしたい100万人アクションinヒロシマ‐脱原発ピースウォーク」
■4/26(火)
【札幌】 「4.26チェルノブイリデー市民集会」集会&デモ行進
【広島】チェルノブイリ25周年記念日…デモ&キャンドル・ナイト・イベント
■4/30(土)
【福岡】 「ママは原発いりません」福岡パレード
1. 原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線傷害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。
その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線傷害はゼロ、あるいは、足の皮膚障害が1名。
2. 事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。
3. 周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の
500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は
認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した
子供の中で6000人が手術を受け、現在までに 15名が亡くなっている。福島の牛乳に
関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを
超える牛乳は流通していないので、問題ない。
*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、
放射線の影響は起こらない。
一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)の
リスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に
検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。
日本政府は大まじめに、チェルノブイリの周辺では被ばく住民は健康被害はない。
だから、放射線量の少ない福島はもっと影響なし、と結論づけたらしい。
もうね、何を言ってるのかと。
こんな政府ならいらないでしょ、マジで。
残念ながら、福島は現在進行形で被害が拡大している状況で、
放射線の感受性の高い子供から、1秒でも早く安全な地域に避難させる必要があるというのに。
被ばくには急性と晩発性の2種類があると、素人だって知っている。
原子力を学ぶ者にとっては、いろはのいだ、と京都大学の今中氏は言っている。
ところが、偉い学者や政府はこの「晩発性」を存在しないことにしたようだ。
私たち国民がこれから長く闘わなければならないのは、この晩発性のほうなのに。
私はこの国に40年近く存在してきたが、
いつどこで何を間違えてきたのだろう。
どうしてこんな国になってしまったのだろう。
震災が起こってしまったこと。
そこに原発があったこと。
さまざまな不手際があり、放射能が拡散してしまったこと。
ここまではあるいは仕方のないことだったのかもしれない。
でも。
これから拡大しようとしている被害に対し、たとえ困難でも人命がかかっている以上、
必死で食い止めようとするのが政府の最低限の義務ではないか。
彼らには、子供たちには、何の罪もないのだから。
このままでは何十年にも渡り、どれほどの涙が流されてしまうことだろう。
人殺し政府、絶対に、絶対に許すまじ。
デモ日程別一覧 (H23.4.15)
(詳細はデモ名をクリックのこと)
■4/16(土)
【東京】「脱原発社会を作ろう!」緊急デモ
【東京】 野菜にも一言いわせて!さよなら原発デモ!!
【大阪】原発いらん!関西行動(雨天決行)
【三重】今こそ、原発を! STOP!中電浜岡原発
【福岡】 「ママは原発いりません」福岡パレード
■4/17(日)
【東京】LOVE JAPAN~ 命と生活を守るためのデモ ~
【新潟】 「新潟 卒原発デモ」
■4/23(土)
【福岡】 「ママは原発いりません」福岡パレード
■4/24(日)
【東京】「放射能汚染地に住んで25年目‐くり返すな!原発震災、つくろう!脱原発社会!」
【東京】 エネルギーシフトパレード~ばいばい原発~
【静岡】 「浜岡原発を止めてください!県民パレード」
【広島】 「原発なしで暮らしたい100万人アクションinヒロシマ‐脱原発ピースウォーク」
■4/26(火)
【札幌】 「4.26チェルノブイリデー市民集会」集会&デモ行進
【広島】チェルノブイリ25周年記念日…デモ&キャンドル・ナイト・イベント
■4/30(土)
【福岡】 「ママは原発いりません」福岡パレード
by nachapin110
| 2011-04-16 22:51
| 3.11